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春、そして夏の到来とともに昔の民家のように通風がよくて、爽やかな暮らしを提供できるのが「ソーラーサーキットシステム」です。
今回は、「ソーラーサーキットの家」の最大の特徴である「開放系」がいかにして構成されるのか。どのように使い、活用し、「涼房空間」を形成していくのかについて触れてみましょう。

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「ソーラーサーキットの家」は外断熱・二重通気構造で、板状断熱材で小屋裏・柱や梁などの構造体から基礎周りまで家全体を外側から切れ目なくすっぽり包みます。この外側断熱材内側と室内壁外側に設けられた構造材の間に、空気の通過道を設け、通気層を確保します。この内側通気層がインナーサーキットという「躯体内空間」で、「ソーラーサーキットシステム」独自の部材であるSC床下ダンパーとSC小屋裏ダンパーによって、いわゆる「衣替え」の機能を発揮します。SC床下ダンパーとSC小屋裏ファンを組み合わせて使用する場合もあります。 早春の日中陽射しが強い季節には、このSC床下ダンパーが閉鎖されている状態で、まずSC小屋裏ダンパーを「開」の状態で使用します。このダンパーの「開く」にすることによって「衣替え」の前段階が形成されます。
SC床下ダンパーの状態は、暖房が必要なくなるころであっても、外気最低気温が15℃以上になるまでは、閉鎖状態を保ちます。地域によっては、梅雨明けまで開けないこともあります。不必要な冷気や湿気を床下や躯体内に入れないために、閉鎖しておくのです。
SC小屋裏ファンを設置している場合には、この使い方は推奨できません。梅雨明け、外気温度も15℃以上になる季節になってからSC床下ダンパーも開きます。「開放系」でSC小屋裏ファンも作動開始します。 |